通信費の平均はどれくらい？通信費の内訳や世帯人数別の平均を解説

2023年9月8日2023年10月16日

「自分の通信費が相場と比べて高いかどうか知りたい」

「家族が増えた場合、通信費がどれくらいになるか目安が知りたい」

このようなお悩みをもつ方に向けて、この記事では通信費の平均について解説します。

「携帯・スマホ代」「固定電話の費用」「インターネット料金」の3つについて、通信費の平均や見直しのポイントを解説しますのでぜひ参考にしてみてください。

通信費の平均

通信費の内訳は、大きく分けて「携帯・スマホ代」「固定電話の費用」「インターネット料金」の3つがあります。

それぞれの費用の平均や目安について、以下より解説します。

携帯・スマホ代の平均

携帯・スマホ代の内訳は、大きく分けて以下の通りです。

・基本使用料

・通話料

・ウェブ使用料金

・パケット定額使用料（データ通信料金）

・オプション料金（補償、セキュリティ、留守電サービスなど）

・端末の割賦料金

MMD研究所の調査によると、スマホ代（通話代込み）の平均は以下の通りとなっています。（2021年時点）

大手3キャリアユーザー	8,431円
オンライン専用プランユーザー	6,345円
サブブランドユーザー	4,673円
MVNOユーザー	3,841円

参照：MMD研究所

サブブランドとは、一般的に、大手キャリアが提供している別のブランドのことを指します。例えばauが提供しているUQモバイル、ソフトバンクが提供しているY!mobileなどが該当します。

固定電話の通信費の平均

固定電話の料金は、「月額料金＋通話料金」で構成されています。固定電話の料金は、1,500円〜2,500円程度が目安です。

固定電話の種類は大別すると光電話とアナログ電話があり、光電話のほうが料金が安い傾向にあります。

インターネット料金の平均

インターネットの月額費用は、3,000円〜5,000円程度が相場です。

ポケットWi-Fiの相場は幅広く、1,000円台〜5,000円ほどの価格帯がありますが、平均して3,000円程度が相場です。

インターネットは月額費以外にも、初期費用として工事費（1.5万円〜4.5万円程度）、契約料・登録料が1,000円〜3,000円ほどかかります。

また、インターネット料金の平均を世帯人数別に見ると、以下のようになっています。

世帯人数	インターネット接続料の平均
1人	2,488円
2人	3,792円
3人	4,743円
4人	5,180円
5人	5,195円

参照：総務省｜家計消費状況調査

通信費の目安は？世帯人数別に解説

毎月の通信費は、世帯人数によっても増減します。世帯人数別の通信費の目安について、以下より解説します。

1人暮らし

1人暮らしの場合、1ヶ月通信費の目安は以下の通りです。

携帯・スマホ代	6,000円〜8,000円
固定電話料金	2,500円前後
インターネット料金	3,000円前後
合計	11,500円〜13,500円程度

1人暮らしの場合、固定電話を使用しないケースも多くあります。固定電話を使わないのであれば、その分通信費を減らすことができます。

2人暮らし

2人暮らしの場合、通信費の目安は以下の通りです。

携帯・スマホ代（2人分）	10,000〜13,000円程度
固定電話料金	2,500円前後
インターネット料金	4,000円前後
合計	16,500円〜20,000円程度

固定電話は、通話料金以外に月額料金が発生します。1人暮らしの時と同様、固定電話を引かず通話は携帯・スマホのみを使用するのも1つの方法です。

インターネット費用は、マンション・集合住宅なら4,000円〜5,000円、一戸建てなら5,000円〜6,000円程度が相場です。

3人暮らし

3人暮らしの場合、通信費の目安は以下の通りです。

携帯・スマホ代（3人分）	13,000円〜20,000円程度
固定電話料金	3,000円前後
インターネット料金	5,000円前後
合計	20,000円〜30,000円程度

4人暮らし

4人暮らしの場合、通信費の目安は以下の通りです。

携帯・スマホ代（4人分）	20,000円〜30,000円程度
固定電話料金	3,000円前後
インターネット料金	5,000円前後
合計	28,000円〜38,000円程度

通信費を見直すポイント

通信費が平均や相場より高くなっている場合や、現状の費用より抑えたい場合、以下のポイントで通信費を見直してみるのがおすすめです。

・契約しているプランやプロバイダーを見直す

・契約している回線数を見直す

・Wi-Fiを使用する

・セット割引を利用する

・格安SIMを使う

契約しているプランやプロバイダーを見直す

通信費を見直す際は、まず契約しているプランについて確認し、通話やデータの使用量と見合っているか検討してみましょう。

スマホの場合、あまりデータを使わないのに大容量のプランにしていると、その分費用が無駄になってしまいます。また、あまり電話を使わないのにかけ放題のプランにしていると費用がかさみます。

電話料金がかさんでいる場合は、通話アプリを使用することで料金を抑えられる場合があるので検討してみましょう。オプションも見直して、不要なオプションは解約するのがおすすめです。

インターネットの場合は、プロバイダーを変えることで毎月の通信費を抑えられる可能性があります。

プロバイダーを乗り換える場合は、以下のポイントで初期費用を抑えられる場合があります。

・更新月に解約する

・工事費用を払いおえてから乗り換える

・乗り換えキャンペーンを利用する　など

契約している回線数を見直す

固定電話の場合、契約している回線数を見直すことで毎月の料金を抑えられる場合があります。

固定電話は、1回線あたり月額料金が2,000円前後かかります。固定電話を複数回線契約しているとその分月額料金がかかるので、回線数を見直すことで通信費用を抑えられます。

Wi-Fiを使用する

スマホのデータ通信量が多い場合は、なるべくWi-Fiを利用することで料金を抑えられる場合があります。

スマホで大容量プランにしている場合は、家にいる間はスマホのデータ通信ではなくWi-Fiを利用することでデータ容量の低いプラン（安いプラン）でまかなえる場合があります。動画を見たり、ゲームをダウンロードしたり、アプリをアップデートしたりといったデータ量を多く使う通信は、なるべくWi-Fiで行うようにしましょう。

また、職場やカフェ、ショッピングモールといった外出先でもなるべくWi-Fiを使い、データ使用量を抑えるという方法もあります。ただし、フリーWi-Fiを使用する場合はセキュリティに注意が必要です。

セット割引を利用する

現在使用しているプロバイダーで、スマホとインターネットのセット割引を利用するというのも1つの方法です。スマホとインターネットのセット割引で、毎月のスマホ料金が安くなる場合があります。

大手キャリアの場合、以下のプランでセット割引を実施しています。

au：auスマートバリュー

docomo：ドコモ光セット割

ソフトバンク：おうち割光セット

スマホとインターネットを別のプロバイダーで契約している場合は、同じプロバイダーに乗り換えることでセット割引が利用できないか確認してみましょう。

また、2人以上の世帯の場合、スマホ料金で家族割を利用できる場合があるので確認してみるのがおすすめです。

au：家族割プラス

docomo：ファミリー割引

ソフトバンク：新みんな家族割

格安SIMを使う

大手キャリアから格安SIMに乗り換え、スマホ費用を抑えるという方法もあります。

大手キャリアの場合スマホ代は6,000円〜が相場ですが、格安SIMの場合は3,000円台が相場です。格安SIMとは、大手キャリアから通信設備を借りている事業者（MVNO）が提供している回線のことです。大手キャリアを使っている場合は、格安スマホに乗り換えることで通信量が抑えられる場合があります。

また、格安SIMは料金プランがシンプルでわかりやすいというメリットもあります。また、データ容量が少ないプランもあるので、Wi-Fiをメインに使う場合にも適しています。

ただし、以下のようなデメリットもあるので、乗り換える際は詳細を確認して検討するのがおすすめです。

・場所や時間帯によって通信速度が遅くなる

・キャリアメールが使えない

・携帯ショップがないので大手キャリアのようなサポートが受けられない

格安SIMならXモバイルがおすすめ

引用：Xモバイル

「大手キャリアから格安SIMに乗り換えたい」「豊富な料金プランから自分に合うものを選択したい」といった場合には、Xモバイルがおすすめです。

Xモバイルでは、10GBまで1GBごとに料金が設定されているので、自分のデータ利用量に合った料金プランを選択できます。最大で50GBまで利用できるプランもあるので、アプリやゲーム、動画サイトなどでデータ通信を頻繁に行う場合も安心です。

引用：Xモバイル

また、Xモバイルの通話オプションは以下のようになっています。

通話オプション	料金（税込）	特徴
5分間まで	無料	すべてのプランで適用
かけたい放題ライト	550円	10分間の通話をかけ放題
かけたい放題フル	1,650円	何度でもかけ放題

Xモバイルは全国に100以上の店舗があるので、料金プランについて相談したい場合や、実機を確認したい場合はぜひお近くの店舗に行ってみてください。

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