「毎月のスマホ代やインターネット費用を、もう少し安く抑えたい」
スマホ代・インターネット費用・固定電話料金を合わせると、数万円にも及ぶ場合があります。家計のために通信費を節約したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、通信費を節約する方法について解説します。スマホ・インターネット・固定電話それぞれの料金を節約する方法について詳細に解説しているので、ぜひご参照ください。
通信費の平均は?
通信費の構成は、主に「スマホ・携帯代」「インターネット代」「固定電話料金」から成り立っています。
それぞれの費用の平均について、世帯人数別に解説します。
通信費の内訳
通信費の内訳は、大きく分けて「スマホ・携帯代」「インターネット代」「固定電話料金」があります。このうち、「スマホ・携帯代」と「インターネット代」が通信費の中で大きな割合を占める傾向があります。
通信費を節約したい場合は、スマホ・携帯やインターネットのプラン、プロバイダを見直すのがおすすめです。
世帯人数別|通信費の平均
総務省の家計消費状況調査によると、世帯構成別のインターネット料金平均は以下のようになっています。
世帯人数 | インターネット接続料の平均 |
1人 | 2,488円 |
2人 | 3,792円 |
3人 | 4,743円 |
4人 | 5,180円 |
5人 | 5,195円 |
参照:総務省|家計消費状況調査
また、世帯構成別に見たスマホ・携帯代の目安は、以下のようになっています。
世帯人数 | スマホ・携帯代の目安 |
1人 | 6,000円〜8,000円 |
2人 | 10,000〜13,000円程度 |
3人 | 13,000円〜20,000円程度 |
4人 | 20,000円〜30,000円程度 |
通信費の平均については、以下の記事で詳細に解説しているのであわせてご確認ください。
通信費を節約するには?スマホ・ネット・電話代の節約方法を紹介
通信費の節約方法①|スマホの場合
通信費を節約するために、まずスマホの料金を見直す人も多いのではないでしょうか。
スマホ料金を節約するための、以下の方法について解説します。
・データ使用量を確認する
・契約プラン内容を見直す
・キャリアを乗り換える
・格安SIMに変更する
・オプションプランを見直す
データ使用量を確認する
スマホ料金を節約するには、データの使用量と契約プランが合っているか見直してみるのがおすすめです。
あまりデータを使っていないのに、大容量のプランに加入していると料金が無駄になってしまいます。月々のデータ使用量を確認して、契約しているプランのデータ量よりも少ない場合はプランの見直しを検討してみましょう。
たとえばdocomoの料金プランeximo(エクシモ)では、データの使用量に応じて料金が異なります。
データ使用量 | 基本料金(月) |
〜1GB | 4,565円(税込) |
1GB〜3GB | 5,665円(税込) |
3GB〜無制限 | 7,315円(税込) |
引用:docomo
データ通信をあまり行わない、Wi-Fiをメインで使用しているなどの場合は料金プランを見直すことで節約になります。
データ使用量が多い場合は、通信量が多いアプリをチェックして、アプリの使用をやめたりWi-Fi接続時のみ使用するといった方法でデータ使用量を抑えることができます。
契約プラン内容を見直す
現在契約しているプランを見直して、より安いプランに変えられるかどうか検討してみましょう。
大手3キャリアの料金プランを表にまとめましたので、参考にしてみてください。
【au】
料金プラン | 月額料金 |
使い放題MAX 5G/4G | 4,928円(税込)※各種割引適用後 |
auマネ活プラン 5G/4G | 5,338円(税込)※auスマートバリューau PAY 残高還元特典 |
スマホミニプラン 5G/4G | ・〜1GB:2,178円(税込)・~2GB:3,278円(税込)・〜3GB:4,378円(税込)・〜4GB:4,928円(税込)※各種割引適用後 |
引用:au
【ソフトバンク】
料金プラン | 月額料金(各種割引適用後) |
ペイトク無制限 | 7,128円(税込) |
メリハリ無制限+ | 4,928円(税込) |
ミニフィットプラン+ | 2,178円(税込) |
引用:ソフトバンク
【docomo】
料金プラン | 月額料金 |
eximo(エクシモ) | ・〜1GB:2,178円(税込)・1GB〜3GB:3,278円(税込)・3GB〜無制限:4,928円(税込)※各種割引適用後 |
ahamo(アハモ) | ahamo:2,970円(税込)ahamo大盛り:4,950円(税込) |
irumo(イルモ) | ・3GB:2,167円(税込)・6GB:2,827円(税込)・9GB:3,377円(税込)・0.5GB:550円(税込) |
引用:docomo
キャリアを乗り換える
現在のキャリアで安いプランに変更するのが難しい場合は、キャリアを乗り換えるのも1つの方法です。乗り換えキャンペーンなども利用して、キャリア変更を検討してみましょう。
スマホの下取りで購入代金が安くなる場合もあるので、使っているiPhoneやAndroidが古い場合は買い替えを検討してみるのも1つの方法です。
格安SIMに変更する
大手キャリアよりも格安SIMにすることで、さらにスマホ料金を抑えることができます。
キャリアの月額利用料は最低6,000円程度ですが、格安SIMの場合は3,000円〜、GB数が少ないプランであれば1,000円前後のプランもあります。
格安SIMとは、大手キャリアから通信設備を借りている事業者(MVNO)が提供している回線です。安いプランがある以外に、料金プランがシンプルで分かりやすいといったメリットがあります。
ただし、時間帯や場所によっては繋がりにくい、携帯ショップがないので大手キャリアのようなサポートが受けられないといったデメリットがあるので慎重に検討しましょう。
格安SIMを使うためには、自分のスマホがSIMロック解除されている必要があるので確認が必要です。
オプションプランを見直す
複数のオプションプランに加入していて月額料金が高くなっている場合は、オプションを外すことで通信費の節約になります。
留守電、通話オプション、セキュリティ、補償、サービスなどのオプションプランを見直し、不要なものは解除することをおすすめします。
通信費の節約方法②|インターネットの場合
インターネット費用についても、プロバイダの変更やセット契約によって今よりも安く抑えられる場合があります。
インターネット費用を節約する以下の方法について解説します。
・プロバイダの乗り換えを検討する
・スマホとのセット契約を検討する
・オプションプランを見直す
・モバイルルーターへの切り替えを検討する
プロバイダの乗り換えを検討する
契約しているプロバイダから別のプロバイダに乗り換えることで、インターネット費用がやすくなる場合があります。現在の料金プランを確認して、他のプロバイダの料金プランと比較してみましょう。
乗り換え時には、さまざまなキャンペーンを利用することで月額費用や初期費用が割引になる場合があります。
【乗り換えキャンペーンの例】
・月額基本料金割引
・キャッシュバック
・元のプロバイダの違約金還元
・工事費無料
・アマゾンギフトカードプレゼントなど
上記のようなキャンペーンを活用して、できるだけ安く乗り換えるのがポイントです。
スマホとのセット契約を検討する
スマホとインターネット回線を別々の会社で契約している場合、スマホとのセット契約で月額料金がやすくなる可能性があります。
大手3キャリアでは、以下のようなセット割引を提供しています。
・docomo:ドコモ光セット割
・ソフトバンク:ソフトバンク/ワイモバイルのスマホとセットで割引
スマホとのセット割のほかに、家族割と併用してさらに料金を下げるという方法もあります。家族が別々のキャリアを使っている場合は、統一できるか検討してみるのもおすすめです。
オプションプランを見直す
インターネットの場合もスマホと同様、オプションプランで料金が高くなっている場合があります。
サポートやセキュリティなどのオプションがついているかどうか確認してみて、不要なオプションであれば外すのも1つの方法です。
モバイルルーターへの切り替えを検討する
Wi-Fiからモバイルルーターに切り替えることで、料金を抑えることも可能です。
モバイルルーターは持ち運びが可能な通信機器で、家でも外出先でもWi-Fiにつなぐことができます。モバイルルーター機器だけでWi-Fiに接続できるので工事が不要になるほか、月額料金が光回線よりも1,000円〜2,000円ほど安くなることが多いのが特徴です。
ただし、光回線よりも通信が遅い場合があるので、動画をよく視聴する人やテレワークをする場合は不便に感じる可能性もあります。また、場所によって通信状態が悪くなる場合もあるので、利用用途や使用場所を考慮に入れて検討するのがおすすめです。
通信費の節約方法③|固定電話の場合
固定電話は、月額平均2,000円、年間で約24,000円にもなります。固定電話を引いている場合は、まず必要かどうか見直してみることが重要です。
FAXをよく利用していたり、スマホを持っていない高齢者との連絡が多いのであれば固定電話が必要となるでしょう。ただし、そうでないのであれば通話をスマホに集約できないか検討してみるのがおすすめです。
また、複数回線契約しているとその分基本料金がかかるので、契約している回線数を減らせないか検討してみましょう。
通信費を節約する際の注意点
通信費を節約する際に注意したい、以下のポイントについて解説します。
・解約のタイミングに注意する
・光熱費も見直してみる
解約のタイミングに注意する
通信費の節約のためにキャリアを乗り換える場合は、現在の契約を解約する必要があります。その際は、解約のタイミングに注意するようにしましょう。
端末代の割賦が残っている場合は、残金を支払ったりキャリアによっては解約金がかかる場合があります。また、解約月の料金が日割り計算されて残金を請求されるので、乗り換えは月末のほうがお得になる場合があります。
乗り換えたいキャリアのキャンペーンに合わせた方がお得になる場合があるので、乗り換えのタイミングに注意が必要です。
光熱費も見直してみる
スマホやインターネットの費用と同時に、パソコンやテレビなどの電気代も気になるところです。電力会社や契約アンペア数などを見直すことで、電気代の節約になる可能性があります。
通信費の見直しをすると同時に、光熱費やガス代も見直してみましょう。契約会社や契約プランを見直すことで、月々の出費が大幅に減らせる可能性があります。
格安SIMはXモバイルがおすすめ
引用:Xモバイル
格安SIMや大手キャリアでは、データ使用量が5GBや10GBまでといった区分で料金プランが設定されている場合が多くあります。
もっと細かく、自分のデータ利用量に合ったプランを探している場合は、Xモバイルがおすすめです。
Xモバイルでは、10GBまでは1GB刻みで料金プランが設定されています。
引用:Xモバイル
最大で50GBまでの料金プランが設定されているので、アプリ利用や動画視聴などでデータ利用量が多い場合にも対応しています。また、月のデータ利用量が少なかった場合は翌月に繰り越せるので、データの利用状況に変動がある場合も安心です。
通話はどのプランでも5分以内の電話が無料です。10分までの通話かけ放題の「かけたい放題ライト(税込550円)」と何度でもかけ放題の「かけたい放題フル(税込1,650円)」の通話オプションも選択できます。
また、Xモバイルは店舗数が多いのも特徴です。全国に100以上の店舗があるので、実機を確認したい場合や料金プランの相談をしたい場合にも利用しやすいというメリットがあります。
自分に合った料金プランで格安SIMを使いたい場合は、ぜひお近くのXモバイルの店舗で相談してみてください。
まとめ
通信費を節約するためには、スマホ代やインターネット代、固定電話代を見直してみましょう。プロバイダやキャリア、料金プランを見直すことで、通信費を節約できる可能性があります。
スマホの料金は、大手キャリアよりも格安SIMのほうが安い傾向にあります。大手キャリアから格安SIMへ乗り換える場合は、料金プランやメリット・デメリットをよく比較することが重要です。
格安SIMは店舗が少ない傾向にある点がデメリットですが、Xモバイルは全国に100以上の店舗を構えています。実機を確認したり料金プランを比較したりしたい場合は、ぜひお近くのXモバイルの店舗でご相談ください。